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動画サブスクは、DVDレンタル・購入と比べていくつかのメリットがありますが、「いいことばかり」でもありません。ここでは動画サブスクのデメリットについて詳しく解説しつつ、主なメリットについても紹介しています。
そもそも動画サブスクとは?
動画サブスクとは、定額制の動画配信サービスのことです。
動画サブスクでは多くの場合、対象の動画を「見放題」で視聴できます。「見放題」とは、対象の動画ならどれでも・何度でも追加料金なしで視聴できるということです。
見放題の動画サブスクは、お金の心配をせず「どんどん新しい作品に挑戦できる」など、DVDレンタル購入で動画を見る場合と比べていくつかのメリットがあります。メリットについて詳しくはこちら。
ただし、いくつかのデメリットもあります。動画サブスクのメリット・デメリットをまとめると以下のとおりです。
具体的な動画サブスクのサービス例や種類について詳しくは、以下のページにまとめています。
動画サブスクとは?その特徴・種類・サービス一覧をカオスマップで図解動画サブスクの7つのデメリット
見放題の動画サブスクは、いいことばかりではありません。DVDレンタル・購入と比べた場合、以下の6つのデメリットがあります。
- あまり観ない人には割高
- インターネット通信量が大きい
- 最後まで見ないことが多くなる
- 全作品が見放題とは限らない
- サブスク未解禁の作品は見られない
- 解約すると観られなくなる
- 子どもがいる家庭では対策が必要
それぞれ詳しく見ていきましょう。
あまり観ない人には割高
見放題の動画サブスクは、観れば見るほどお得になりますが、普段からそれほど動画コンテンツを観ない人には、割高になる可能性があります。
目安は、1カ月あたりのDVDレンタルの利用が「旧作なら5本」「新作なら2~3本」※
動画コンテンツの利用が上記の目安より少ない人は、動画サブスクは割高になるかもしれません。もちろん、動画サブスクを始めたことをきっかけに、たくさんの動画を視聴して元を取るというのもありでしょう。
また動画サブスクは、家族で共有することで元が取れることもあります。共有について詳しくはこちら。
※動画サブスクの料金を「月額550円」。DVDレンタルを「旧作100円/新作200円~300円」として計算。
インターネット通信量が大きい
動画サブスクは通信量が大きいため、インターネット環境が悪いと利用できません。
スマホやポケット型Wi-Fiなど、毎月の通信量の上限が設定されているプランの場合、動画サブスクを使いすぎると、すぐに上限に達してしまう可能性があります。
ただし「ダウンロード再生」機能をうまく活用することで、通信量を節約しながら利用することも可能です。ダウンロード再生について詳しくは以下の記事をご参照ください。
動画をダウンロードしてオフライン再生できるサブスク5選!ダウンロード上限など一覧で比較最後まで見ないことが多くなる
見放題の動画サブスクは、レンタル・購入と違って「せっかく借りたから最後まで見よう」という気持がおきないので、すぐに見るのをやめてしまうことが多くなります。
それを「時間の節約」とプラスに考える人もいれば、「最後まで観られなくなった」とデメリットに感じる人もいるでしょう。
全作品が見放題とは限らない
「見放題」といっても「全作品が」とは限りません。その点をデメリットに感じる人もいるようです。
見放題とは、あくまでも「対象作品が」見放題というだけなので、誤解しないようにしましょう。
対象作品には「見放題」などの表記がありますので確認してください。逆に見放題の対象外の作品には「レンタル」や「ポイント」などの表記しかありません。
ほとんどの動画サブスクに「見放題の対象外の作品」がありますが、それはデメリットと限りません。メリットでもあります。詳しくは以下の記事を参考にしてください。
U-NEXTは見放題じゃない!と感じたら確認してほしい動画サブスクの基本サブスク未解禁の作品は見られない
作品によっては動画サブスクで配信していない(=サブスク未解禁)の場合があります。
例えばジブリ映画は、日本国内ではどの動画サブスクでも配信していません。ネット配信自体が未解禁なので、サブスクはもちろん課金して見ることも不可です。
サブスク未解禁の作品を見たいときは「宅配レンタル」を使うのがおすすめです。宅配レンタルについて詳しくは以下のページをご参照ください▼
宅配DVD/CDレンタルサービス4社を比較!使い方やメリットも解説解約すると観られなくなる
動画サブスクは、契約中しか利用できません。つまり解約すると、全ての動画が観られなくなります。
契約中に動画を録画したり、動画データとしてPC内に保存したりなど、いつでも見られるように「とっておく」こともできません。
この点は、「同じ映画を何回も観る」とか、「同じドラマを繰り返し観る」のが好きな人にとって、デメリットになるかもしれません。
そういう場合は、DVDなどを買って、動画を「所有」したほうが、コスパが良い可能性があります。
子どもがいる家庭では対策が必要
子どもがいる家庭では、R18作品など大人向けの動画を見ないよう対策が必要です。
動画サブスクはテレビでも利用できますが、子ども用の設定をしておかないと、過激な表現を含むR18作品や、サブスクによってはアダルト動画も視聴できてしまいます。
対策方法は「プロフィール」の設定です。プロフィールとは、家族ごとに年齢制限やお気に入り登録などを別々に管理できる機能のこと。多くの動画サブスクでは、大人用と子ども用のプロフィールを分けることで、子どもが大人向けの動画を見ないよう対策できます。
プロフィールについて詳しくは、以下のページをご参照ください。
動画サブスクは家族や友人と共有できる?やり方やおすすめのサービスも紹介動画サブスクの7つのメリット
動画サブスクのデメリットを確認したところで、改めてメリットも見ていきましょう。主なメリットは以下の7つです。
- 新しい作品にどんどん挑戦できる
- ドラマやアニメなど「連続モノ」のコスパが良い
- いろいろなデバイスで見られる
- 家族で共有できる
- 使いたい月だけ利用できる
- 放送中の番組も対象!テレビがわりになる
- 無料で使えることもある
それぞれ詳しく解説していきます。
新しい作品にどんどん挑戦できる
お金がかかりすぎる心配をすることなく、新しい動画作品にどんどん挑戦できるのは、大きなメリットです。
レンタルなどで「動画ごとにお金を払って観る」となると、どれにしようか悩むことがあるでしょう。
見放題の動画サブスクなら、何作品観ても料金が変わらないので、悩むことが減ります。どんどんチェックしていくと、「掘り出しもの」ともいえる面白い作品が見つかるかもしれません。
いろいろな作品の冒頭だけをざっと観て、気に入る作品を探すといった使い方も可能です。
ドラマやアニメなど「連続モノ」のコスパが良い
見放題の動画サブスクは、特にドラマやアニメなど「連続モノ」を観るためのコスパが良いのがメリットです。
連続モノを全話レンタルすると、かなりお金がかかることがあります。特に何シーズンもある海外ドラマだと、全話をイッキ観すると合計でかなりのお金がかかってしまうものです。
この点、見放題の動画サブスクなら、何話見ても料金が変わりません。連続モノをよく観る人にとっては、お金の節約になるかもしれません。
いろいろなデバイスで見られる
動画サブスクはスマホ・タブレットだけでなく、テレビやPC・ゲーム機など、いろいろなデバイスで視聴できます。
DVDだと再生できるデバイスが限られますが、動画サブスクなら選択肢が広がり、利用シーンが増えるわけです。
電車・トイレ・寝室など、DVDを見るのが難しかったシーンでも、好きな動画を楽しめるようになります。
いろいろなデバイスでの動画サブスクの利用方法については、以下のページで解説しています。
どうやって観る?動画配信サービスの視聴方法3つを紹介家族で共有できる
動画サブスクの多くは、一つのアカウントを家族と共有して使ってもOKです。そのため、自分1人では元が取れないように思えても、家族全体では十分に元が取れることがあります。
規約上も、「同居の家族」と共有することは禁止されていないのが一般的です。
むしろ多くの動画サブスクには、家族と共有するための「プロフィール」の機能があり、共有することが前提になっています。
プロフィール機能の使い方や、動画サブスクの共有の仕方について詳しくは、以下のページをご参照ください。
動画サブスクは家族や友人と共有できる?やり方やおすすめのサービスも紹介使いたい月だけ利用できる
動画サブスクは、初回手数料も、解約金もかかりません。そのため、1カ月だけ契約してすぐにやめたり、すぐに乗り換えたりしてもOKです。
インターネットやスマホのように、一度契約したら「しばらく使わなければいけない」ということはありません。
「始めやすくて、やめやすい」のが、動画見放題の魅力です。
動画のサブスクは月額500~1,000円程度というお手頃な相場なので、2つのサービスを併用するのもありでしょう。併用する方法について詳しくは以下の記事を参照してください。
動画サブスクを併用するなら?複数契約の組み合わせアイデアを予算別に紹介放送中の番組も対象!テレビがわりになる
動画サブスクで見られるのは旧作だけではありません。ドラマやバラエティなどのテレビ番組や、アニメなど連続モノは、放送中からリアルタイムで配信されることがほとんどです。そのためテレビの代わりとしても使えます。
動画サブスクで配信される番組なら、放送終了後でも、いつでも好きなタイミングで見られるので、録画の手間がいりません。スマホ・タブレットで見られるのもメリットです。動画サブスク限定のエピソードが配信されることもあり、地上波テレビよりも楽しみ方が広がります。
以下のページで「このテレビ局の番組を見るならここ」など、見たい番組のテレビ局ごとのおすすめ動画サブスクを紹介しているので、ぜひご参照ください。
バラエティ・お笑い番組を見るサブスクはどれがいい?おすすめの動画配信サービス無料で使えることもある
動画サブスクは「初回のみ1カ月無料」など、無料お試しの期間が長いことが特徴です。お試し期間だけで解約すれば完全無料で使えます。
さらに使ったことがない動画サブスクを「ハシゴ」して、お試し期間が終わるころに他の動画サブスクに乗り換えれば、もっと長い期間、無料で楽しめます。
無料体験ができる動画サブスクについては、以下のページをご参照ください。
無料体験がある動画サブスクおすすめ5選!活用のコツや注意点も解説動画サブスクには種類がある
当ページでは動画サブスクの「一般的なメリット・デメリット」をそれぞれ7つ解説しましたが、一つ一つの動画サブスクを比較すると、それぞれ個別にメリットやデメリットがあります。
動画サブスクは、いくつかの種類に分類でき、種類ごとにメリット・デメリットが異なります。「オリジナル作品が多いタイプ」や、アニメなど「特定のジャンルに特化多したタイプ」などです。
動画サブスクの種類について詳しくは、以下の記事をご参照ください。
動画サブスクとは?その特徴・種類・サービス一覧をカオスマップで図解