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映画・ドラマ・アニメなどが見放題の動画配信サービス(動画サブスク)のうち、学割プランがあるのはどのサービスなのでしょうか。当ページでは、学割プランのある動画配信サービスの一覧や、「どうやって学生であることを証明するのか」といったよくある疑問を解説しています。
動画配信サービスに学割はある?

いくつかの動画配信サービス(動画サブスク)では、学生が通常より安い料金で契約できる「学割プラン」があります。
「大学生」「短大生」など、対象の学校の学生であれば社会人でもOKです。また、サービスによっては学生かどうかに関係なく「25歳以下」など、年齢の条件のみで割引が受けられることがあります。
具体的なサービスを次にご紹介します。▼
学割がある動画配信サービス・サブスク一覧
学割がある動画配信サービス(動画サブスク)は限られていて、主要サービスの中では以下4つのみです。
▼「詳細」をタップして詳しい説明に移動。
Amazon プライム ビデオ | Apple TV+ (Apple Music) | YouTube Premium | J SPPRTS オンデマンド | |
---|---|---|---|---|
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詳細 ▼ | 詳細 ▼ | 詳細 ▼ | 詳細 ▼ | |
学割の 月額料金 (税込) | 300円 | 580円 (Apple Music) | 780円 | 1,320円 (総合パック) |
通常の 月額料金 (税込) | 600円 | 900円 (Apple TV+) | 1,280円 | 2,640円 (総合パック) |
割引率 | 50% | 約35% | 約39% | 50% |
公式 サイト | 公式 サイト | 公式 サイト | 公式 サイト |
Amazonプライム・ビデオ(Prime Student)
学割料金(税込) | 300円 |
通常料金(税込) | 600円 |
割引率 | 50% |
最長期間 | 4年間 |
- 無料お試し期間が長い(通常プランは1カ月 → 学割プランは6カ月)
- 家族共有ができない
Amazonプライムには「Prime Student」という学割プランがあります。特典内容は通常のAmazonプライム会員と同じで、「Amazonプライム・ビデオ」も制限なしで利用できます。
通常の無料お試し期間は1カ月ですが、学割プランでは無料期間が6カ月もあります。
学生プランの唯一のデメリットは「家族共有」ができないことです。Amazonプライムは通常、「家族共有」といって他のアカウントと「お急ぎ便が無料」などの特典の一部を共有できる機能がありますが、学生プランではその機能は使えません。
- 日本国内にある大学、大学院、短期大学、専門学校または高等専門学校の学生である
- 有効な学籍番号を持っている(ない場合は学生用Eメールアドレスや学生証の写しなどを提出できる)
- 保護者の同意がある(未成年者の場合)
Apple TV +(Apple Music)
月額料金(税込) | 580円(Apple Music) |
通常料金(税込) | 900円(Apple TV+) |
割引率 | 約35% |
最長期間 | 48カ月間 |
- 音楽サブスクも使える
- ファミリー共有ができない
Apple TV+は、Apple Musicの学生プランに加入すると無料特典として利用できます。通常のApple TV+の料金と比べて約35%割引になるうえに、Apple Musicまで付いてくるわけです。
特典内容はApple TV+・Apple Musicいずれも制限なしで、通常プランと同じサービスを利用できます。
学生プランを利用できる期間は最長48カ月間(4年間)です。期間を過ぎると、その時点で学生でも通常プランに移行します。
- 単科大学または総合大学で、準学士号、学士号、博士号の取得のため就学中または同等の高等教育コースを履修中
- UNiDAYSまたはSheerIDで在学証明ができる
YouTube Premium
月額料金(税込) | 780円 |
通常料金(税込) | 1,280円 |
割引率 | 約39% |
最長期間 | 4年間 |
なし
YouTubeには「YouTube Premium」というサブスクがあり、学割プランが選べます。こちらも学割と通常プランの違いは料金のみで、通常プランと同じサービスを利用できます。
YouTube Premiumは、広告なしで動画を再生できたり、他のアプリを操作しながら同時に動画を再生できる「バックグラウンド再生」が使えたりなど、YouTubeで便利な機能が使えるようになるサービスです。
YouTube Premiumには、音楽サブスクの「YouTube Music Premium」が含まれるため、追加料金なしで音楽サブスクも使えます。
- YouTube 学割プランが提供されている地域の高等教育機関で学生として登録されている。(日本は該当する)
- その高等教育機関が SheerID で承認されている。
J SPORTSオンデマンド
学割料金(税込) | 1,320円(総合パック) |
通常料金(税込) | 2,640円(総合パック) |
割引率 | 50% |
最長期間 | なし |
なし
J SPORTSオンデマンドは、スポーツ配信に特化した動画配信サービスです。高校野球・高校ラグビーなど学生スポーツの配信が多いことが特徴で、ロードレースの配信が多いことでも知られています。
こちらは学生かどうかに関係なく、25歳以下であれば半額で利用できる「U25割」というプランがあります。U25割は特定のスポーツだけ見られる「ジャンルパック」や、全スポーツが見られる「総合パック」で利用可能です。
こちらは最長期間の決まりはなく、年齢の条件を満たしている間は使用でき、「25歳に到達した日以降最初の3月31日まで」使えます。
- 13歳以上満25歳以下である(25歳に到達した日以降最初の3月31日まで)
- 生年月日がわかる各種証明書を提出できる
学割なしでも格安で使える動画サブスク一覧

学割がなくても、もともと格安料金のプランがある動画サブスクなら、学割と同じぐらいお得に利用できます。格安の動画サブスクは以下の4つです。
サービス名 | 月額料金 | |
---|---|---|
![]() TELASA (テラサ) | 548円~ | 詳細 ▼ |
![]() DMM TV | 550円 | 詳細 ▼ |
![]() dアニメストア | 550円 | 詳細 ▼ |
![]() ABEMA プレミアム | 580円~ | 詳細 ▼ |
以下のページでも格安サブスクを詳しく紹介しているので、ぜひご参照ください。

TELASA(テラサ)
月額料金(税込) | 548円~ |
課金形式 | 見放題/レンタル |
無料お試し期間 | なし |
同時視聴 | 不可 |
TELASA(テラサ)は、テレビ朝日系の動画配信サービスです。テレビ朝日のドラマが多いことが特徴ですが、テレビ朝日以外の作品も配信しています。
通常価格は990円(税込)ですが、月額548円(税込)の「Pontaパス」の会員でも、一部の動画を見放題で視聴できます。ただし視聴できる作品は「Pontaパス」と表示されている一部作品のみです。
DMM TV
月額料金(税込) | 550円 |
課金形式 | 見放題/レンタル/購入 |
無料お試し期間 | 14日間 |
同時視聴 | 4台(同じ作品は不可) |
DMM TVは、アニメの作品数がトップクラスに多い動画サブスクです。数だけで比較するとアニメに特化した「dアニメストア」と同じレベルにアニメ本数が豊富にあります。
アニメだけでなく「ドラマ」や「実写映画」も配信していて、コスパが良い動画サブスクです。ここでしか見られないオリジナルのバラエティ番組やドラマもあるので、チェックしてみましょう。
dアニメストア
月額料金(税込) | 550円 |
課金形式 | 見放題/レンタル |
無料お試し期間 | 31日間 |
同時視聴 | 不可 |
dアニメストアはアニメに特化した動画サブスクです。ドコモ系のサービスですが、ドコモユーザー以外でも利用できます。
料金が格安にもかかわらずアニメの作品数はトップクラスで、コスパの高いサービスです。
ABEMAプレミアム
月額料金(税込) | 580円~ |
課金形式 | 見放題/購入※ |
無料お試し期間 | 2週間 |
同時視聴 | 2台(広告付きプランは1台) |
※オンラインライブ配信の視聴チケットの購入のみ
ABEMAプレミアムは、無料で見られる「ABEMA TV」の有料プランです。加入すると無料では見られないアニメやドラマが見放題になります。
通常プランは1,080円(税込)ですが、「広告つき」のプランなら580円の格安価格です。広告つきプランではいくつかの機能が制限されますが、視聴できる作品数は変わりません。プランによる違いは以下のとおりです。
ABEMAプレミアム | 広告つき ABEMAプレミアム | |
---|---|---|
月額料金 (税込) | 1,080円 | 580円 |
広告表示 | なし※1 | あり |
追っかけ 再生※1 | ||
ダウンロード 再生※1 | ||
同時視聴※2 | 2台 | 1台 |
※1 一部のコンテンツは対象外/※2 ABEMAプレミアム限定作品を同時視聴できるデバイス数
学割以外に、学生がお得に動画サブスクを使う方法

動画サブスクをお得に使う方法は学割だけではありません。他にも、以下の方法で動画サブスクをお得に利用できます。
方法1. 家族のアカウントを共有する
家族と同居している学生なら、親が加入している動画サブスクなど、家族のアカウントを共有して使うことでお金を節約できます。
「共有すると規約違反になるのでは?」と心配になるかもしれませんが、動画サブスクは一般的に、「同居家族」に限って家族との共有は禁止されていません。
いくつかの動画サブスクでは、快適に共有するための機能が用意されています。例えば「プロフィール機能」を使うことで、自分専用のアカウントがあるような感覚で使えます。詳しくは、以下のページをご参照ください。

方法2. 年額プランを利用する
「年額プラン」にすると料金がお得になるサブスクもあります。具体例は以下の3つです。
ただし年額プランを1年未満で解約した場合、残りの期間分の返金は基本的に受けられないことに注意が必要です。年額プランについて詳しくは、以下のページで解説しています。

方法3. セットでお得になるサブスクを利用する
複数の動画サブスクを契約するなら、セットで契約すると割引になる動画サブスクを利用することで、トータルでの料金を節約できます。
セットでお得になる動画サブスクの例は以下のとおりです。
学割のある動画サブスクについてよくある疑問

- Q1. 高校生・中学生は使える?
- Q2. 学生であることを証明する方法は?
- Q3. UNiDAYSって何?
- Q4. SheerIDって何?
- Q5. 社会人でも学生なら学割を使える?
- Q6. 通常プランの契約中に学割プランに切り替えられる?
- Q7. 1年ごとに契約更新の手続きは必要?
Q1. 高校生・中学生は学割を使える?
学割が適用されるのは、大学・短大・専門学校・高専生で、高校生・中学生は基本的に対象外です。
ただし「J SPORTSオンデマンド」については13歳~以上が対象で、18歳未満でも条件を満たせば使える「楽天ペイ」「キャリア決済」に対応しているので、高校生・中学生でも使えます。
Q2. 学生であることを証明する方法は?
「学籍番号の提出」もしくはUNiDAYSやSheerIDなどの「外部サービスで証明」するのが一般的です。
当ページでは各サービスの「学割の適用条件」をまとめているので、ぜひご参照ください。
Q3. UNiDAYSって何?
UNiDAYSは、学生や教職員が割引などの特典を受けるために認証を行うサービスで、日本では主にApple系サービスの学割で利用されています。
Apple Musicの学生プランの申込み手続きを進めると、UNiDAYSを使った認証が開始され、在籍証明書など必要書類をアップロードすることで学生であることが証明される仕組みです。
UNiDAYSで認証を行うには、在籍している学校がUNiDAYSへの登録を済ませている必要があります。
Q4. SheerIDって何?
SheerIDは学生に限らず医療関係者などさまざまな立場(ステータス)について証明するサービスです。こちらは主にYouTube Premiumの学割で使用します。
こちらもUNiDAYSと同じ使い方で、YouTube Premiumで学割の申込み手続きを進めると、SheerIDを使った認証が開始され、在籍証明書など必要書類をアップロードすることで学生であることを証明できます。
こちらも学校側がSheerIDに登録していない場合は使用できません。
Q5. 社会人でも学生なら学割を使える?
社会人でも対象の学生であれば使用できます。動画サブスクの学割は通常、年齢の条件はないため、何歳でも対象の学生なら利用可能です。
ただし「J SPORTSオンデマンド」については25歳までの年齢制限があります。
Q6.通常プランの契約中に学割プランに切り替えられる?
途中からの切り替えはできません。通常プランの契約期間中に学割プランを利用するには、今のプランを「解約」して、新たに学割プランに入りなおすことになります。
動画サブスクは、期間中に解約しても返金を受けられないことが多いため、今のプランの契約期間が終わってから学割を利用するようにしましょう。
Q7.1年ごとに契約更新の手続きは必要?
学割プランの利用を続けるには、1年に1回学生であることの確認を行って契約更新の手続きをする必要があります。
更新の時期が近づくと、学生であることを再確認するためのメール・通知が来ます。メール・通知の指示に沿って学生であることの証明・認証を行うことで、更新手続きが可能です。
更新の手続きをしないと通常料金に切り替わってしまうため、忘れず行いましょう。
まとめ

学割プランのある動画サブスクは「Amazonプライム・ビデオ」「Apple TV+」「YouTube Premium」「J SPORTSオンデマンド」の4つです。
他にも動画サブスクの料金を節約する方法としては、「格安の動画サブスクを使う」「家族とアカウント共有する」「年額プランのある動画サブスクを使う」といった方法もあります。