メディア・ストリーミング端末とは?大きく分けて2種類!機種も紹介

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「ファイヤー・スティック」や「クロームキャスト」などのメディア・ストリーミング端末って何?という基本的なところをまとめています。現状では大きく分けて2種類の端末があるので、この分類を押さえておけば、選びやすくなるでしょう。

何ができる?

メディア・ストリーミング端末は、そもそもどんなことができるアイテムなのでしょうか?主に3種類の使い方ができます。

TVとスマホ・PCなどを接続できる

スマホで撮影した写真や動画を、テレビ画面に映して、みんなに見せたいというときなどに、メディア・ストリーミング端末が便利です。

わざわざ有線で接続するのは面倒ですし、スマホやタブレットの機種によっては、うまく反応しないこともあります。メディア・ストリーミング端末があれば、無線で簡単に、スマホやタブレットとテレビ画面を接続して、画面に映し出せるわけです。

設定した自分のスマホに限らず、友達のスマホでも、パスワードなどの入力をせずにすぐ映すことができます。この機能は「画面ミラーリング」とも呼ばれています。

TVで動画アプリを使える

メディア・ストリーミング端末があれば、テレビ画面でネット動画が楽しめます。YouTube やニコニコ動画などの無料動画を観ることもできます。

月額500~2,000円程度で、映画やドラマ、アニメが見放題!という、インターネットの「動画配信サービス」が沢山ありますね。Amazonプライム・ビデオ や hulu(フールー)などがそうです。主な動画配信サービスについては以下の記事をご参照ください。

動画サブスク16社を一覧で比較!選び方のポイントも解説

メディア・ストリーミング端末があれば、パソコンやスマホではなく、お茶の間のテレビ画面で、それらのサービスを楽しむことが可能です。

TVでゲームアプリが使える

動画系のアプリだけでなく、ゲームアプリも使えます。つまりテレビゲーム機としても使えるというわけです。

専用のゲームコントローラーもあるので、従来のテレビゲーム機の感覚でプレイできちゃいます。

タイプ1:スティック系

1つ目のタイプは、小型の「スティック系」メディア・ストリーミング端末です。スティック系は主に「画面ミラーリング」や「動画」用に使われます。

小型のスティックをテレビの「HDMI入力」という端子に差し込むだけで、ネット動画を観たり、スマホの画面を無線でテレビに映したりできます。

ゲームを本格的にやりたい場合は後述する「ボックス系」でないとスペック不足になる場合がありますが、スティック系の方が安くて、ミラーリングや動画を楽しむだけなら十分のスペックです。

Fire TV Stick(ファイヤー TV スティック)

通常モデル

4,980円(税込)

4K対応モデル

9,980円(税込)

Amazon の Fire TV Stick(ファイヤー TV スティック)は、メディア・ストリーミング端末といえばこれ!というほど有名ですね。

このスティックをテレビに差し込むだけで、Wi-Fi 接続でネットにつながり、ネット動画などをテレビ画面に表示できるわけです。

専用のリモコンが付いてくるので、いつものテレビを観るような感覚で、YouTube やニコニコ動画、有料の動画配信サービスなどが楽しめます。リモコンにはマイク機能があり、アレクサによる音声操作も可能です。

ミラーリングできるのは Androidスマホをはじめ iPhone/iPad やパソコンなどさまざまです。

通常タイプと 4K に対応したタイプの2種類がありますが、テレビ自体が対応していないなら 4Kタイプにしても意味がないので、通常タイプで十分でしょう。

Chromecast(クロームキャスト)

通常モデル(2K)

4,980円(税込)

4K対応モデル

7,600円(税込)

Fire TV Stick と並んで有名なメディア・ストリーミング端末が、Google の Chromecast(クロームキャスト)です。

Fire TV Stick と価格がほぼ同じで、できることも基本的に同じです。

主な違いは、リモコンの有無ですね。クロームキャストにはリモコンが無く、スマホをリモコンとして使用します。リモコンとして使えるのは Androidスマホだけでなく、iPhone/iPad もOKです。

ただし 4K対応モデルの「Chromecast with Google TV」なら、リモコンがついてきます。あと、Fire TV Stick とは対応するアプリが違うという点もあります。

Chromecast と Fire TV Stick の違いについて詳しくは以下のページにまとめています。

Fire TV Stick と Chromecast の違いは何?機能を比較

タイプ2:ボックス系

ボックス系のメディア・ストリーミング端末は、テレビの近くに置いて、ケーブルでテレビにつないで使用します。スティック系とできることは同じですが、お値段は倍以上しますね。

ボックス系のメディア・ストリーミング端末は「セットトップボックス」とも呼ばれます。

価格が高い理由の1つは、スペックの高さです。処理能力が高く、ストレージ容量も豊富で、ゲームアプリをどんどんインストールしてサクサク遊べます。

またスピーカー付きなので、スマートホームのようにしてリモコンなしでハンズフリー操作ができるという点もメリットです。

Fire TV Cube(ファイヤー TV キューブ)

19,980円(税込)

Amazon のボックス系メディア・ストリーミング端末はこの Fire TV Cube(ファイヤー TV キューブ)です。

Fire TV Stick とできることはほぼ同じですが、スピーカー付きで、アレクサのスマートスピーカーのように使えます。処理能力もストレージも、Fire TV Stick よりハイスペックで、ゲーム向きの端末です。

Apple TV

19,000円(税込)

Apple はスティック系のメディア・ストリーミング端末がないので、Apple製品が好きならこの Apple TV 一択でしょう。

とはいえ Appleユーザーはこれしかダメというわけではなく、前述のとおり Amazon や Google のメディア・ストリーミング端末は iPhone/iPad にも対応しています。

Amazon系やAndroid系とは対応するアプリが異なるので、Apple系にしかないゲームアプリが使いたいならこれ一択でしょう。対応している動画アプリについては、ほとんど同じです。

HD画質までに対応したタイプと、4K画質に対応したタイプがあり、4K には 32GB と 64GB の2種類のラインナップがあります。

Amazon では、ちゃんと Apple の公式通販として販売しているので、安心して購入できますね。

まとめ

メディア・ストリーミング端末とは、スマホやタブレット、パソコンなどの画面をテレビ画面に映し出す画面ミラーリングが無線でできるアイテムです。

またスマホやパソコンがなくても、テレビ画面で、動画配信サービスやゲームアプリなどを楽しめます。

基本的には動画配信サービス(動画サブスク)を利用するために使っている人が多いでしょう。おすすめの動画サブスクは以下のページで紹介しています。

どれがいい?おすすめの動画サブスクを重視するポイント別に紹介