dアニメストア for Prime Video と本家dアニメストアの違いは?

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「dアニメストア」は大量のアニメ作品が見放題の音楽サブスクとして人気です。dアニメストアを利用する方法は2種類あります。公式のWebサイトやアプリを使う方法(=本家)と、Amzaon プライムビデオのチャンネルとして公式で提供されている「dアニメストア for Prime Video」を使う方法の2つです。このページでは、2つの違いを解説しています。

「dアニメストア for Prime Video」と本家「dアニメストア」の違いまとめ

dアニメストア for Prime Videoは、Amazonプライムビデオの「チャンネル」として公式で提供されているものです。

Amazonプライムビデオの「チャンネル」とは、見放題で視聴できる作品を追加できる仕組みです。チャンネルを契約することで、Amazonプライムビデオで通常配信されている作品に加えて、チャンネルで配信されている作品も見放題で視聴できるようになります。

さまざまなチャンネルがありますが、その一つである「dアニメストア for Prime Video」を契約すると、Amazonプライムビデオで見放題で視聴できるアニメ作品を大量に追加できるわけです。

一方の本家「dアニメストア」は、Amazonプライムビデオとは別の専用サイトで提供されている、アニメ専門の動画配信サービス。

それぞれの違いをまとめると以下の表の通りです。

本家for Prime Video
月額料金(税込)550円550円(+ Amazonプライム会員費500円)
無料お試し期間31日30日
更新タイミング毎月1日申し込み日から1カ月間
アカウント作成別途必要Amazonアカウントを使用
倍速再生×
同時再生×
作品数4,000作品以上5,000作品以上
公式サイト公式サイト

以下に詳しく解説していきます。

トータルの月額料金の違い

いずれも月額料金は550円(税込)で同じです。

ただし「dアニメストア for Prime Video」は単体では利用できません。そのため別途Amazonプライム会員の料金が、月額500円(税込)追加でかかります。つまりトータルでは「月額1,050(税込)」で、本家より高くなります。

とはいえAmazonプライム会員になるとさまざまな特典を利用でき、映画やドラマなど「アニメ以外」も視聴できるので、単純に料金だけでは比較できないといえるでしょう。

無料お試し期間の違い

無料お試し期間は本家は31日、「dアニメストア for Prime Video」は30日で、本家の方が1日長いです。

ただし次に紹介する「更新タイミングの違い」があるため、本家は月の途中で始めると少し損になるという特徴があります。

更新タイミングの違い

本家は月単位で契約が更新されるため、月の途中から契約すると少し損になります。

本家は「毎月1日」に更新日が来るので、例えば月の終わりごろの25日ごろに契約すると、初月の残り日数は5日ほどしかないことになります。初月無料で使える場合でも、もし最初に課金されるタイミングが月の途中になってしまうなら同様です。

一方の「dアニメストア for Prime Video」は1カ月単位なので、月のどのタイミングで契約しても損にはなりません。「契約開始と同じ日付」が更新日になるので、例えば15日に契約スタートすれば、毎月15日が更新日になります。

そのため月の途中から始めるには「dアニメストア for Prime Video」がお得です。

アカウント作成の手間の違い

本家はdアカウント、「dアニメストア for Prime Video」はAmazonアカウントがあれば利用できます

Amazonのアカウントを持っている人は多いと思いますが、dアカウントは持っていない人もいるでしょう。

普段からAmazonを使っている人は、「dアニメストア for Prime Video」を利用開始する際に、アカウントを新規作成する手間が省けます。支払いもAmazonに登録しているクレジットカードなどがそのまま使えるので、支払情報を入力する手間も不要です。

「申し込みの手続きが面倒」と感じる人には、「dアニメストア for Prime Video」がいいでしょう。

倍速再生できるかどうかの違い

本家は倍速再生に対応していますが、「dアニメストア for Prime Video」は非対応です。

ちなみに倍速再生というのは、いわゆる「早送り」や「10秒送り」ではなく、「2倍速」など再生速度を早くして再生する機能のこと。「セリフを聞き取れるレベルで早送りしたい」などの場合に便利な機能です。

「dアニメストア for Prime Video」でも早送りや10秒送りはできますが、再生速度を早くする機能はありません。ただし「Video Speed Controller」など、ブラウザの拡張機能を使えば、dアニメストア for Prime Video倍速再生をすることは可能です。

一方の本家dアニメストアは、標準で「1.25倍」「1.5倍」「2.0倍」の倍速再生ができます。

同時再生できるかどうかの違い

本家は異なるデバイスでの「同時再生」ができませんが、「dアニメストア for Prime Video」は最大3台(同じ動画は2台)までの同時再生が可能です。

同時再生とは、同じアカウントで同時に複数のデバイスで再生すること。同時再生ができないと、例えば自分の部屋で一人でdアニメストアを見たいと思ったときに、家族の誰かがリビングなどで同じアカウントでdアニメストアを視聴していると視聴できないわけです。

家族で同じアカウントを共有して使いたい場合、本家は少し不便に感じる可能性があります。

対象の作品数の違い

見放題対象のアニメ作品数は本家dアニメストアの方が多いです。

2023年3月時点で本家は「5,300作品以上」、「dアニメストア for Prime Video」は「4,000作品以上」と記載されています。

Amazonプライムビデオには他にもアニメチャンネルがあり、他のチャンネルで配信しているアニメ作品を同時には配信しないことがあります。そのため、どうしてもアニメ作品数は本家の方が多くなるわけです。Amazonプライムビデオで配信されているアニメ作品の分を加えても、本家の方がアニメ作品数では多いです。

ただし「dアニメストア for Prime Video」は、Amazonプライムビデオで配信されている実写映画やドラマなど「アニメ以外の作品」も視聴できます。本家はアニメ作品のみです。

どっちがおすすめ?選び方の基本

観たい作品が決まっているなら「検索でヒットする方」

観たいアニメ作品が決まっているなら、「その作品を配信している方」を確認しましょう。配信作品は時期によって違うことがあるので、契約する前に検索してみることをおすすめします。

本家と「for Prime Video」の両方とも、契約前でも作品を検索できます。それぞれの検索方法を以下にまとめました。

dアニメストア for Prime Videoの作品を検索する方法

  1. Amazonのトップページにアクセスして、検索カテゴリーを「Prime Video」に設定
  2. 検索窓に作品名を入力して検索ボタンをクリック
  3. 作品が表示されたら「Prime Videoチャンネルのdアニメストア for Prime Video対象作品」と表示されているか確認

検索結果で「dアニメストア for Prime Video対象作品」の表示があれば、その作品が対象ということです。

プライム会員対象作品」とある場合は、「dアニメストア for Prime Video」のチャンネル登録をしなくても「Amazonプライムビデオ」で視聴できます。

ちなみに「アニメタイムズ」など他のチャンネル名が表示されていれば、そのチャンネルで視聴できるということです。Amazonにはdアニメストア以外にもいくつかのアニメ系チャンネルがあります。詳しくはこちら

本家dアニメストアの作品を検索する方法

  1. dアニメストアのトップページにアクセスして「さがす」をクリック
  2. 検索窓に作品名を入力して検索ボタンをクリック

dアニメストアでも、普通に検索するだけで配信作品をチェックできます。ジャンル別での検索も可能です。観たい作品があるか探してみましょう。

たまにアニメ以外も見たいなら「for Prime Video」

アニメの他に実写映画やドラマなどもたまに観たいなら「dアニメストア for Prime Video」がおすすめです。

「dアニメストア for Prime Video」なら、Amazonプライムビデオで配信している邦画・洋画・海外ドラマ・国内ドラマなども視聴できます。

また本家dアニメストアは国内アニメに特化しているため、海外系アニメは基本的に扱っていませんが、Amazonプライムビデオでは海外アニメもいくつか配信されています。

国内アニメに特化するなら本家、幅広いジャンルを観たいなら「dアニメストア for Prime Video」でしょう。

月の途中で始めるなら「for Prime Video」

更新タイミングの違い」で解説したとおり、本家dアニメストアはいつ始めても「毎月1日」に更新日が来るため、月の途中で始めるなら「dアニメストア for Prime Video」がおすすめです。

無料お試しだけでやめるなら問題ありませんが、その後も続ける予定なら要注意です。本家dアニメストアを始めるタイミングが月の後半になればなるほど、初月の利用日数が少なくなります。

損になるといっても課金が始まる「初月のみ」の話なので、長く続けると考えるとあまり気にならないかもしれません。とはいえ1~2カ月など短期間だけ使う予定なら影響は大きいでしょう。

月の途中ですぐに始めたい」「次の1日まで待つのは嫌」という場合には「dアニメストア for Prime Video」がおすすめです。ただし次に解説するトータルでの費用も考慮しましょう。

合計料金を抑えるなら「本家」

合計料金で比較すると、「dアニメストア for Prime Video」は1,050円、本家dアニメストアは550円で、およそ2倍ほどの差があります。

前述のとおり、「dアニメストア for Prime Video」はAmazonプライムビデオにも加入する必要があるので、合計料金で考えると高くなります。

とはいえ普段からAmazonプライム会員の人にとっては、本家も「dアニメストア for Prime Video」も同じ「+550円」で利用できるため、料金の違いはないともいえるでしょう。

「dアニメストア for Prime Video」以外のアニメチャンネル一覧

Amazonプライムビデオには、「dアニメストア for Prime Video」以外にもさまざまなチャンネルがあります。アニメ系のチャンネルを探しているなら、以下の2つもチェックしてみましょう。

アニメタイムズ

月額料金(税込)437円
無料お試し期間30日
特徴講談社・集英社・小学館のマンガ原作アニメが多い

Amazonプライムビデオで確認

アニメタイムズはAmazonプライム限定で利用できるアニメチャンネルで、「本家」のサイトはありません。月額は437円(税込)で、dアニメストア for Prime Videoと比べて少し安めの設定。

こちらも作品数が多く、特に講談社・集英社・小学館のマンガ原作アニメが多いのが特徴です。

dアニメストア for Prime Videoにない作品は、アニメタイムズで配信していることが多いのでチェックしてみてください。

東映アニメチャンネル

月額料金(税込)350円
無料お試し期間14日
特徴東映アニメーション系の作品を視聴できる

Amazonプライムビデオで確認

東映アニメーション系の作品を見るならこのチャンネルです。こちらもAmazonプライム限定のサービスで、本家サイトでの配信はありません。

月額は350円(税込)とアニメ系チャンネルの中では最安レベル。

観られるのは主に「東映アニメーション」の作品で、例えばドラゴンボールZプリキュアシリーズなど。

ちなみに東映アニメーションといえば「白蛇伝」や「太陽の王子ホルスの大冒険」などのレジェンド作品も有名ですが、それらは別の「東映オンデマンド」というチャンネルで配信されていることがあります。

アニメ以外もある!Amazonプライムビデオのチャンネル一覧

Amazonプライムビデオには、アニメ以外にも「映画」「ドラマ」「スポーツ」など、さまざまなジャンルのチャンネルがあります。

  • プラスGAGA
  • シネフィルWOWOW プラス
  • 韓国ドラマ・エンタメ Channel K
  • プラス松竹
  • 寄席チャンネル 落語・お笑いSELECT
  • 鉄道チャンネル
  • 釣りビジョン セレクト

公式の一覧は以下のボタンからチェックしてみてください。

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