無料で聴き放題?音楽サブスクの「シャッフル再生」とは

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音楽サブスクの中には、シャッフル再生なら無料で使えるのものがいくつかあります。シャッフル再生とは、どういう使い方なのでしょうか?その特徴や注意点、具体的なサブスクを紹介します。

シャッフル再生なら無料!ってどういう意味?

音楽サブスクの「シャッフル再生が無料」とは、曲をランダムに再生する「シャッフル再生」で利用するだけなら、無料で聴き放題ということです。

音楽サブスクは通常、月額980円などの料金がかかる有料サービスですが、中には「無料プラン」を用意しているサブスクがあります。無料で使える代わりに「シャッフル再生に限定」という条件が付くということです。

無料でも、再生時間や回数の制限がない「聴き放題」で利用できます。

「シャッフル」といっても、配信されている全曲からランダムに再生されるわけではありません。ある程度、聴きたい曲の種類を指定できます。どのように指定できるのか、次の項目から解説します。

シャッフル再生の種類

シャッフル再生にはいくつかの種類があります。以下の4つの再生方法を覚えておきましょう。

プレイリストを指定してシャッフル

「プレイリスト」を指定して再生すると、その中に登録された曲だけをシャッフル再生できます。

プレイリストとは、特定のテーマごとに曲を集めたものです。「お気に入りリスト」のようなものですね。プレイリストを自分で作成することも可能ですが、「J-POP・ヒッツ」「ディズニー・ヒッツ」など、すでに用意されたプレイリストも豊富にあります。

ただし自分でプレイリストを作成する場合、「おすすめ曲」として、自分が選んだ曲以外が再生されることがあります。自作のプレイリストを利用してシャッフルを回避することはできないわけですね。

プレイリストではなく「アルバム」を指定してシャッフル再生できるサブスクもありますが、アルバム以外の曲が再生されることもあるため、完全にアルバム限定での再生はできません。

アーティストを指定してシャッフル

指定したアーティストの曲だけをシャッフル再生するという聴き方もあります。このアーティストの曲を聴きたい気分だけど、「特にこの曲」というこだわりがないときにぴったりです。

アーティスト名を指定して再生ボタンをタップするだけで、アルバムに関係なく、そのアーティストが配信している全曲の中からシャッフルで再生されます。

ステーション再生

「ステーション再生」は、Amazon Music で使われている名称ですが、同様の機能は他のサブスクにもあります。

ステーション再生とは、無料プランの状態で聴きたい曲を指定すると、その曲は再生できず、代わりに「似た特徴のある他の曲」が再生され、その後も同じような方向性の曲をシャッフル再生する機能です。

聴きたい曲が聴けるとは限りませんが、新たな曲に出会うきっかけになるかもしれません。

特定の曲を聴きたいわけではなく、なんとなく「こんな感じの曲が聴きたい」というざっくりした気分のときにぴったりですね。

ラジオ機能

「ラジオ機能」とは、自動的に選ばれた「おすすめ曲」をシャッフル再生してくれる機能です。ラジオ番組を再生するわけではありません。

音楽サブスクに会員登録する際、「好きなアーティスト」や「音楽ジャンル」の入力を求められるので、そのデータに基づいて判断され、おすすめ曲が決定されます。

使い込んでいくと、再生履歴なども参考にできるので、さらに好みにあった曲が再生されやすくなる仕組みです。

シャッフル再生の注意点

サブスクのシャッフル再生は無料で使える便利なサービスですが、デメリットもあります。3つの注意点を確認しましょう。

ときどきCMが入る

無料プランはときどきCMが入ることがデメリットです。

曲と曲の間に、動画や音声の形で広告が入ります。とはいえ曲が途中で中断されるのではなく、しっかり一曲を聴き終わった後に挿入されるだけです。

広告が気になる場合は有料プランに変更するしか回避方法はありません。

スキップには制限がある

無料プランの「スキップ操作」については、「1時間あたり6回まで」などの制限があります。

スキップとは、シャッフル再生で指定された曲が「いまいち」と思ったときなど、「次へ」のボタンをタップすることで、別の曲を再生できる機能です。

それが無限にできてしまうと、シャッフル限定の意味がなくなってしまうので、回数制限があるわけです。

データ通信量(いわゆるギガ)を消費しやすい

無料プランでは、ストリーミング再生しかできないので、データ通信量を消費しやすいことにも注意しましょう。

音楽はデータ容量が大きいので、サブスクではデータ通信量が多くなることがデメリットです。スマホのプラン上、ギガ数に上限がある人は、なるべくデータ通信量を抑えたいところでしょう。

有料プランなら「ダウンロード再生」ができるので、データ通信量を節約できます。

自宅などのWi-Fi環境であらかじめ曲をダウンロードしておけば、スマホなどのモバイル通信を使わずに再生する「オフライン再生」ができ、ギガ数を節約できるわけです。

無料プランでは、このダウンロード再生ができません。常に通信しながら再生する「ストリーミング再生」しかできないので、データ通信量が大きくなります。

シャッフル再生無料の音楽サブスク一覧

シャッフル再生なら無料で使える音楽サブスクは以下の2つです。それぞれの特徴を詳しく解説します。

Amazon Music(アマゾン・ミュージック)

プレイリスト指定
アーティスト指定
ステーション再生
ラジオ機能

Amazon の音楽サブスク Amazon Music には、無料プランの「Amazon Music Free」があります。

プレイリスト指定と、ステーション再生が可能ですが、アーティスト指定は、一部のアーティストしか対応していません。

特に「ステーション再生」と「ラジオ機能」を使うのにおすすめで、新たな曲に出会うきっかけとして便利です。

スキップ操作は、「1時間あたり6回まで」の制限があります。

Spotify(スポティファイ)

プレイリスト指定
アーティスト指定
ステーション再生
ラジオ機能

Spotify はシャッフル再生無料で有名な、世界的な音楽サブスクです。

アーティスト指定の再生が使いやすく、「このアーティストの曲だけをランダムで聴きたい」というときに便利。スキップ制限は「1時間あたり6回まで」で、Amazon Music と同じです。

PC版とタブレット版なら、なんと「シャッフル制限なし」「スキップ制限なし」で、自由に好きな曲を再生できます。

他にもある!無料で聴ける音楽サブスク

「シャッフル再生」という特徴にこだわらなければ、無料で聴ける音楽サブスクは他にもあります。無料なので、特徴に合わせて複数を使い分けるのもおすすめです。以下の記事にまとめているので、参考にしてください。

無料で音楽を聴く方法(もちろん合法)無料プランのある音楽サブスク一覧