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「音楽聴き放題」のサブスクとは、どんなサービスなのでしょうか。音楽ファンにとってどんなメリットがあるのでしょうか。デメリットと共に詳しく解説しています。
「音楽聴き放題」のサブスクとは
「音楽聴き放題」のサブスクについて、まずは基本的なしくみを押さえておきましょう。
定額制の音楽配信サービス
「音楽聴き放題」のサブスクとは、音楽配信サービスの「定額制プラン」です。
音楽配信サービスとは。音楽をCDではなくデータとしてインターネット上で販売・配信しているサービス。その多くは「定額制で使い放題」になるプランを用意しています。
定額制プランに加入すると、サイト上にある曲の再生ボタンをクリックするだけで、いつでも音楽を再生できます。対象の曲をどれでも・何度でも聴けるという意味で「聴き放題」というわけです。
大量のCDコレクションを持っているような状態が、契約した瞬間からすぐに手に入るようなものですね。
サブスクを解約すると、そのコレクションは全て利用できなくなりますが、契約中はずっと利用できます。
最新曲や有名アーティストの曲もある
聴き放題の対象になっている曲は、旧作やマイナーなものばかりというわけではなく、最新曲や有名アーティストの曲がたくさんあります。
レンタルCDショップにあるような曲は、だいたいあると考えてOKです。最新曲も、CDの発売から間もない頃、レンタルショップに並び始めるタイミングなどで、すぐに配信開始になることが多くあります。
ただし「サブスク未解禁」のアーティストの曲は配信されていません。サブスク解禁とは何かについて詳しくは、以下の記事を参照してください。
「サブスク解禁」ってどういう意味?解禁済みアーティストの調べ方
ダウンロード再生も可能
サブスクの曲は「契約中しか再生できない」と説明しましたが、曲をダウンロードできないわけではありません。
いつもネット通信しながら曲を聴くとなると、「スマホのデータ通信量が増えて困る」という人のために、「ダウンロード再生」もしくは「オフライン再生」という機能があります。
聴きたい曲のデータを、Wi-Fi環境であらかじめダウンロードしておいて、外出先ではネット通信しなくても音楽を聴けるというもの。
ダウンロードしたデータは、サブスクを解約すると聴けなくなりますが、データ通信量を節約できるわけです。
音楽サブスクのメリット
従来のようにCDで音楽を楽しむ場合と比べて、聴き放題のサブスクにはどのようなメリットがあるのでしょうか。4つの魅力を紹介します。
「今、あの曲を流したい」にすぐ答えてくれる
音楽サブスクでは、「そういえば」と思い出した曲や、たまたま耳にした曲などを、その場ですぐに再生できます。
サブスクの無い時代では、「ちょうど今、話題に出たあの曲を流したい」という場合など、「今、あの曲を流したい」と思っても、CDを持っていないと再生できません。レンタルで聴くとしても、お店に出かける手間がかかります。
観ているドラマやアニメの主題歌、ちょうど今見たCMに使われていた曲など、「あの曲が気になる」と思ったらすぐに聴けるのです。
新しい音楽にどんどん挑戦できる
サブスクでは、新しいアーティストや、今まで聴いたことがなかった音楽ジャンルなどに新しく挑戦しやすいというのがメリットです。
サブスクではなくCD購入やレンタルの場合、新しい音楽に挑戦するには、そのためにわざわざお金を払って聴くことになるので、少し敷居が高くなります。
一方サブスクなら、新しい曲にいくら挑戦しても、追加料金がかかりません。ハードルが一切無い状態で、新しい音楽に挑戦できるのです。
「失敗しないように」と音楽をじっくり選ぶ必要もなく、気になる曲をどんどん再生できます。
使いたい時だけ契約すればいい
定額制だからといって、長く縛られることはなく、使いたい時だけ契約するという使い方もできるのが音楽サブスクの魅力です。
大半の音楽サブスクは1カ月あたり980円ほどで、1カ月間、聴き放題になりますが、その1カ月だけでやめてもOK。なぜなら解約金などが一切無いからです。
毎月継続する必要が全くないので、1カ月ごとにサービスを変えるのもありということですね。
手持ちの曲やCDも取り込める
音楽サブスクのアプリの中には、他の音楽配信サービスなどで購入したMP3の曲や、CDからスマホに入れた曲などを取り込めるものがあります。
つまり、スマホ内にある音楽データを取り込んで、音楽データの再生アプリとしても使えるわけです。
パソコンに取り込んだ曲をスマホに入れて聴いている人もいるでしょう。そのような曲を再生する機能と、サブスク機能を、同じアプリで一括管理できます。つまり音楽データを全て、1つのアプリにまとめられるわけです。
いいことばかり?音楽サブスクのデメリット
音楽サブスクのメリットだけでなく、デメリットについても確認しておきましょう。
自分のコレクションにならない
音楽が自分のものにならないという点をデメリットに感じる人もいるでしょう。
大量の音楽コレクションを再生できるとはいえ、それは契約している期間だけのことです。契約が終わると、サブスクで利用していた全ての曲が聴けなくなります。
自分の所有物として音楽をコレクションしたいという人にとっては、不満を感じるかもしれません。特に「気に入った数枚のCDだけを繰り返し聴きたい」という人は、サブスクではなくCDを買った方が、割安になる可能性もあります。
聴ける曲が限られる
音楽の好みによっては、「自分の好きな曲が、サブスクでほとんど見つからない」ということもあるでしょう。そういう人には、音楽サブスクが向いていないかもしれません。
音楽サブスクにはメジャーな曲が沢山ありますが、「サブスク未解禁」のアーティストの曲は対象外。自分の好きなアーティストがサブスクで見つからない場合には、サブスク解禁を待った方がいいかもしれません。
また、マニアックなサントラなど、マイナーな音楽は、配信されていないことが多いです。
どれがいい?音楽サブスクの選び方
では、どの音楽サブスクを選べばよいのでしょうか。基本的な選び方を解説します。
聴きたい曲があるか検索してみる
その音楽サブスクで、聴きたい曲を配信しているかどうか、検索してみましょう。サブスクによって、曲のラインナップが微妙に異なります。
PCでサブスクの公式サイトにアクセスして、聴きたい「曲名」や「アーティスト名」「アルバム名」などで検索すると、そのサブスクで配信されている曲は、検索結果に出てきます。
検索結果に出てこなければ、そのサブスクではその曲を配信していないということです。
サブスクに契約しなくても検索できることが多いので、試してみてください。PCではなく、スマホやタブレットで検索する場合は、アプリをダウンロードして「無料の会員登録」を求められることがありますが、月額契約をしなくても検索できることがほとんどです。
無料お試しをしてみる
多くの音楽サブスクでは、無料の「お試し期間」を用意しています。
お試し期間は「1カ月」や「3カ月」などの長期間であることも多いです。「音楽サブスクのある生活」がどんな感じか、無料で試せるわけですね。
ひととおりのサブスクを順番に無料お試しで使ってみて、自分に合ったサービスを探すのが手っ取り早いかもしれません。
以下の記事で、音楽サブスクを分類して比較しているので、参考にしてみてください。