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定額(月額)で漫画が読み放題のサービス(サブスク)がいくつかありますが、それぞれどのような違いがあるのでしょうか。
当ページでは、漫画が読み放題のサブスク5社を一覧で詳しく比較!「料金」「無料お試し期間」「機能」の違いをまとめています。また、「読みたい漫画がない!」とならないために、「読める漫画の種類」の違いも解説しているので、ぜひご参照ください。
漫画読み放題サブスクの比較ポイント
漫画が読み放題のサブスクを比較する際には、次の3つのポイントをチェックしましょう。
それぞれ詳しく解説します。
読める漫画の種類

漫画の読み放題サブスクによって、配信している「漫画の種類」が異なります。読みたい漫画の種類に合ったサブスクを選ぶようにしましょう。
サブスクで読める漫画は、次の4種類に分けられます。
- レトロ漫画
- Web系の漫画
- ラノベ系の漫画
- 一般漫画
例えば「ワンピース」などのメジャー作品は「一般漫画」です。一般漫画が読み放題になるサブスクは限られるので注意しましょう。
サブスクで読める漫画の種類について、詳しくはこちら。
読みたい漫画の有無

読み放題の対象になっている漫画のラインナップに、「読みたいと思う漫画」があるかも確認しましょう。
漫画の数は多くても、サブスクによってはマイナー作品が多く、人気のメジャー漫画が少ないことがあります。
「読みたい漫画がほとんどない!」といったことにならないよう、あらかじめ「どんな作品が配信されているか」を確認しましょう。サブスクに契約する前でも、検索機能を使って作品タイトルなどで検索できます。
アプリの機能・使いやすさ

読み放題の漫画アプリの機能面も比較しましょう。特に注目したいのは次の2点です。

漫画のデータをあらかじめダウンロードしておき、インターネットに接続しなくても読めるようにする機能。
「ギガの節約」「回線が不安定でも使える」などのメリットがある。
アプリ版がないサブスクでは、この機能は使えない。

スマホ・タブレット・PCなど複数の端末で使える機能。
サービスによって使える最大台数が異なり、オーバーすると「ログインできない」「オフライン購読ができない」などの制限がかかる。
上記の機能について、当ページの一覧表で詳しく比較しています。
読み放題サブスクで配信されている漫画の種類4つ

読み放題サブスクで配信されている漫画は、大きく分けて次の4種類です。
- レトロ漫画:漫画の電子化サポート企業が配信するレトロ漫画
- Web系の漫画:漫画アプリなどWeb系メディアで発表された漫画
- ラノベ系の漫画:ライトノベルのコミカライズ作品など
- 一般漫画:上記3種類に該当しない一般漫画
それぞれの特徴や、「どのサービスで読めるか」について、詳しく解説します。
読み放題サービスではレトロ漫画(昭和・平成の漫画)をよく見かけますが、ほとんどは「漫画の電子化サポート企業」によって配信されています。
「漫画の電子化サポート企業」とは、漫画家など版権元と契約して、レトロ漫画などの電子化・配信を行う企業のことです。例えば次のような企業が知られています。
漫画の電子化・配信サポート企業が配信するレトロ漫画は、ほとんどの読み放題サービスで配信されています。
ただし手塚治虫作品などメジャーなレトロ漫画は、元々の出版社によって配信されていことが多いため、「一般漫画」に該当します。
漫画が読み放題のサブスクでは「Web系の漫画」もよく見かけます。
「Web系の漫画」とは、主にWeb系のメディアで配信されている漫画のこと。書店などではあまり見かけないものの、読み放題サブスクなどWebメディアでよく見かける漫画を指します。
例えば以下の会社・レーベルの漫画です。
Web系の漫画は、ほとんどの読み放題サブスクで読めます。
ラノベ系の漫画とは、ライトノベルのコミカライズ作品などを指します。またライトノベル原作じゃなくても、ラノベ的な内容のオリジナル漫画もあります。「異世界」「悪役令嬢」など、ラノベ業界の流行のキーワードがタイトルに含まれることが、ラノベ系漫画の特徴です。
ラノベ系の漫画も読み放題サービスで読めることがよくあります。ただし全巻が読み放題になることはほとんどなく、冒頭の1~3巻など、一部の巻が読み放題になるのが基本です。
ラノベ系の漫画の配信が多い読み放題サービスは次の2つです。
ここでいう「一般漫画」とは、メジャーな漫画雑誌などに載った一般的な漫画で、前述の「ラノベ系」「漫画の電子化サポート企業のレトロ漫画」ではない作品のことです。
一般漫画が読み放題になることは少なく、一部のサービスでしか読めません。またラノベ系と同様、冒頭の1~3巻など、全巻ではなく一部の巻が読み放題になるのが基本です。
一般漫画が読み放題になるサービスは、次の3つです。
漫画読み放題サービスおすすめ5選
| Kindle Unlimited | BOOK☆ WALKER | au ブックパス | ブック放題 | シーモア 読み放題 | |
|---|---|---|---|---|---|
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| 料金(税込) | 980円 | 836円~ | 418円~ | 550円 | 780円~ |
| 無料 お試し期間※1 | 30日 | 14日 | 30日 | 1カ月 | 7日 |
| 同時利用 | 6台 | 7台 | 5台 | 6台 | 5台 |
| オフライン 購読 | |||||
| アプリ版 | |||||
| 漫画の冊数 | 約7万冊 | 約2万6,100冊 | 約3,400冊 | 約6万5,000冊 | 約2万2,000冊 |
| 漫画雑誌の数 | 約2,260冊 | 約1,860冊 | 約360冊 | 60誌 | 230誌(フル) |
| 一般漫画 | – | – | |||
| ラノベ系漫画 | |||||
| Web系漫画 | |||||
| レトロ漫画※2 | |||||
| 漫画雑誌 | |||||
| 公式 サイト | 公式 サイト | 公式 サイト | 公式 サイト | 公式 サイト | |
| Kindle Unlimited | BOOK☆ WALKER | au ブックパス | ブック放題 | シーモア 読み放題 |
※1 無料期間が終了したら自動課金 ※2 漫画の電子化・配信サポート会社が配信しているレトロ漫画
一覧表の星の数は、各ジャンルからランダムに10作品のをピックアップして、そのうち何作品が配信されているかによって採点。「10~7作品」が星3つ。「6~4作品」が星2つ。「3~0作品」が星1つ。
漫画雑誌は、配信されている冊数・誌数の多さと、メジャーな雑誌の有無を考慮して総合的に評価。
表のデータは2025年10月時点のものです。配信内容・料金・機能などは変更になることがあります。
Kindle Unlimited
読み放題の漫画数:約7万冊
漫画雑誌の数:約2,260冊
| 一般漫画 | |
| ラノベ系漫画 | |
| Web系漫画 | |
| レトロ漫画 | |
| 漫画雑誌 |
| 料金(税込) | 980円 |
| 無料お試し期間 | 30日※ |
| 同時利用 | 6台 |
| オフライン購読 | |
| アプリ版 |
※期間が終了すると自動課金
Kindle Unlimited(キンドル・アンリミテッド)は、Amazonの電子書籍の一部が読み放題になるサービスです。
読み放題になる本の数が多いことが特徴で、どのジャンルの漫画も豊富。特に「一般漫画」がたくさん読める数少ないサービスの一つです。
「小説」「ビジネス・実用書」「雑誌」など、漫画以外の書籍もたくさん読めます。
BOOK☆WALKER
読み放題の漫画数:約2万6,100冊
漫画雑誌の数:約1,860冊
| 一般漫画 | |
| ラノベ系漫画 | |
| Web系漫画 | |
| レトロ漫画 | |
| 漫画雑誌 |
| 料金(税込) | 836円~ |
| 無料お試し期間 | 14日※ |
| 同時利用 | 7台 |
| オフライン購読 | |
| アプリ版 |
※期間が終了すると自動課金
BOOK☆WALKER(ブック・ウォーカー)は、KADOKAWAが運営する電子書籍サイトです。無料漫画もありますが、サブスクに加入すると、有料の漫画・雑誌・小説など対象作品が読み放題になります。
KADOKAWAが強みとする「ラノベ原作の漫画」がたくさん配信されていることが特徴です。ただし人気トップクラスの作品は読み放題にならないことも多いので、読みたい作品があるか事前に確認しましょう。
KADOKAWA系に限らず幅広い漫画が配信されていて、一般漫画も読み放題になることがあります。
次の表のとおり、プランによって読める本のジャンルが異なり、漫画を読むなら料金が安い「マンガコース」でOKです。
| マンガ コース | MAX コース | |
|---|---|---|
| 漫画 | ||
| 雑誌 | ||
| ラノベ | ||
| 文芸 | ||
| 新文芸 | ||
| 実用 | ||
| 月額料金 (税込) | 836円 | 1,100円 |
auブックパス
読み放題の漫画数:約3,400冊
漫画雑誌の数:約360冊
| 一般漫画 | |
| ラノベ系漫画 | |
| Web系漫画 | |
| レトロ漫画 | |
| 漫画雑誌 |
| 料金(税込) | 418円~ |
| 無料お試し期間 | 30日※ |
| 同時利用 | 5台 |
| オフライン購読 | |
| アプリ版 |
※期間が終了すると自動課金
auブックパスは、電子書籍の購入ができるサイトで、読み放題プランに加入すると漫画・雑誌・小説の対象作品が読み放題になります。
読み放題の対象作品は全体的に少なめですが、月額料金が安いことが強みです。どのジャンルの漫画も平均的にそろっており、「一般漫画」が読み放題になる貴重なサービスの1つでもあります。
漫画雑誌は「少年エース」「グランドジャンプ」「ヤングアニマル」など、ある程度メジャーな雑誌もラインナップされています。(2025年10月時点)
プランによって読める本のジャンルが異なり、漫画を読むなら「総合コース」を選びましょう。
| マガジン コース | 総合 コース | |
|---|---|---|
| 雑誌 | ||
| 漫画雑誌 | ||
| コミックス | ||
| 小説・ラノベ | ||
| 実用・ビジネス | ||
| 月額料金 (税込) | 418円 | 618円 |
ブック放題
読み放題の漫画数:約6万5,000冊
漫画雑誌の数:60誌
| 一般漫画 | – |
| ラノベ系漫画 | |
| Web系漫画 | |
| レトロ漫画 | |
| 漫画雑誌 |
| 料金(税込) | 550円 |
| 無料お試し期間 | 1カ月※ |
| 同時利用 | 5台(ブラウザは不可) |
| オフライン購読 | |
| アプリ版 |
※期間が終了すると自動課金
ブック放題はソフトバンク系の読み放題サービスです。「漫画」と「雑誌」の2ジャンルに特化しています。
こちらも料金が月額500円台で、他のサービスより安いことが強みです。読める漫画の数は多いですが、ジャンルは「ラノベ系」「Web系」「レトロ漫画」が中心で、一般漫画は基本的に配信されません。
読める漫画雑誌は約60誌(2025年10月時点)で、BL・TLなど、ややマイナー雑誌が中心です。
シーモア読み放題
読み放題の漫画数:約2万2,000冊
漫画雑誌の数:230誌(読み放題フル)
| 一般漫画 | – |
| ラノベ系漫画 | |
| Web系漫画 | |
| レトロ漫画 | |
| 漫画雑誌 |
| 料金(税込) | 780円~ |
| 無料お試し期間 | 7日※ |
| 同時利用 | 5台 |
| オフライン購読 | |
| アプリ版 |
※期間が終了すると自動課金
シーモア読み放題は、電子書籍を無料で読んだり購入したりできる「コミックシーモア」の読み放題サブスクです。
漫画の本数が多いですが、「Web系」「レトロ漫画」が中心で、一般漫画は基本的に読み放題の対象になりません。読み放題とは別のサービスとして展開されている「コミックシーモア」の方には、「1巻だけ無料」など無料で読める一般漫画が配信されています。
漫画雑誌の種類は豊富ですが、マイナー雑誌が中心のため「★1つ」としています。
| 読み放題 ライト | 読み放題 フル | |
|---|---|---|
| 少女・女性・ 少年・青年 マンガ | ||
| 一般小説 | ||
| 雑誌・ 写真集 | ||
| 実用書 | ||
| ラノベ | ||
| アダルト・ BL・TL | ||
| 月額料金 (税込) | 780円 | 1,480円 |
漫画の読み放題サービスの注意点

漫画の読み放題サービスを利用する際には、次の3つの注意点についても把握しておきましょう。
それぞれ詳しく解説します。
一般漫画が読み放題になるサービスは少ない
読み放題サブスクでは、大手出版社の一般漫画が読めないことがあります。
どのサブスクでもよく配信されているのは「Web系漫画」「レトロ漫画」の2種類です。
一般漫画が読み放題になるサービスは、前述のとおり次の3つです。
また一般漫画を読むなら、無料で読める「無料漫画アプリ」もおすすめです。詳しくはこちら。
全巻が読み放題になることは少ない
読み放題の対象になる漫画は基本的に、全巻ではなく「1巻のみ」「1~3巻まで」など、冒頭の数冊だけです。
「レトロ漫画」については全巻が読み放題になることもありますが、ここでいうレトロ漫画とは、前述のとおり「漫画の電子化サポート企業が配信する作品」に限られます。
読み放題サブスクは基本的に、「読みたい漫画を最後まで読破するため」ではなく、「新しい漫画に出会うため」のお試しとして利用するのがおすすめです。
メジャーな漫画雑誌は基本的に対象外
読み放題サブスクでは漫画雑誌も読めますが、「週刊少年ジャンプ」など、トップクラスのメジャー雑誌は、基本的に対象外です。
例えば読み放題で配信されている雑誌の中でも、特にメジャーなものを挙げると次のとおりです。
- 週刊漫画ゴラク
- 月刊少年エース
- 月刊コミック電撃大王
- グランドジャンプ
つまり、基本的に「中堅ランクより下の漫画雑誌が読める」というイメージですね。
漫画好きにおすすめの関連サービス

漫画をお得に読みたいなら、読み放題サブスクの他にも次のようなサービスも使ってみましょう。
それぞれ詳しく解説します。
紙の漫画のレンタル・サブスク
「漫画はやっぱり紙!」という人には、紙の漫画のサブスクがおすすめ!次のようなサービスがあります。
無料で読める漫画アプリ
一般漫画を読むなら、無料で読める漫画アプリもおすすめです。
読み放題サービスのように何冊も「イッキ読み」はできませんが、「1日1話ずつ」など毎日少しずつ無料で読めるアプリがあります。集英社・講談社など大手出版社の漫画アプリもこのタイプです。
週刊少年ジャンプなど、メジャーな漫画雑誌のサブスクも利用できることがあるのでチェックしてみましょう。
代表的なアプリは次のとおりです。
マンガBANG!
さまざまな出版社の漫画が無料で読める総合型のアプリ。オリジナル漫画もある。
ゼブラック
少年ジャンプ・ヤングジャンプの一部作品など、集英社の漫画が無料で読める。
少年ジャンプに特化した別アプリ「少年ジャンプ+」もある。
マンガワン
少年サンデーの一部作品など、小学館の漫画が無料で読める。
少年サンデー・ゲッサン・サンデーGXに特化した別アプリ「サンデーうぇぶり」もある。
コミックDAYS
少年マガジン・モーニングの一部作品など講談社の漫画が無料で読める。
少年マガジンに特化した別アプリ「マガポケ」もある。
マンガUP!
月刊少年ガンガンの一部作品など、スクウェアエニックスの漫画が無料で読める。
ガンガン系の漫画に特化した別アプリ「ガンガンONLINE」もある。
まとめ
漫画の読み放題サブスクは、サービスによって読める漫画の種類が異なります。
サービスによっては「Web系漫画」「レトロ漫画」が中心で、読みたい漫画が見つからないこともあるので注意しましょう。
有名どころの一般漫画を読むなら「Kindle Unlimted」「BOOK☆WALKER」「auブックパス」の3社がおすすめです。

















